この質問に答えます。
高年齢者雇用安定法により2025年4月から全ての企業に65歳定年制が義務化されます。
しかし僕はこの法令には疑問を抱いています。
2020年、厚生労働省が発表した2019年度の平均寿命は男性81歳、女性87歳になります。また健康寿命に関しては男性72歳、女性75歳という結果になっています。健康寿命の結果から考えてみると、仮に男性の方が65歳まで働いた場合、7年程しか健康に老後を楽しむ時間がない事になります。
なんかこれって少し寂しくないですか?
頑張って定年まで働いて『サーこれから老後を楽しむぞ!』って時にたった7年程しか老後を楽しむ事ができません。
僕はそんな人生は嫌なので40歳までにアーリーリタイアをしてひきこもる事を目指す事にしました。
そこで今回はアーリーリタイアをする理由・方法を考えていきたいと思います。
Contents
高年齢者雇用安定法とは
2025年4月から全ての企業に高年齢者雇用安定法によって65歳定年制が義務化されます。
この法案の背景には労働力の減少、少子高齢化問題がありますが、高齢者の定年延長によって本当に企業の労働力不足が解消されるのでしょうか?
僕は疑問です。
60歳以上の高齢者に働き盛りの頃のパフォーマンスは期待できません。給料も段階的に下がるのに働くモチベーションを維持できるのでしょうか?
僕には65歳まで働く事はハードルが高すぎます。なので副業を頑張って徐々にリタイアを目指したいと思っています。
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そもそもアーリーリタイアとは?
アーリーリタイアとは定年前に仕事を辞めて、貯蓄・不労所得等で仕事から解放されてのんびり生活をする事を意味します。
いわゆる悠々自適に生活するって事ですね。
しかし、僕の考えるアーリーリタイアとは少し違っています。
僕の考えるアーリーリタイアとは仕事から解放される事に重点をおいています。つまり好きな時間に好きな仕事を行える環境が大切だと考えています。
完全にアーリーリタイアを目指す場合は相当ハードルが高いですが、セミリタイアならより現実的になるのではないでしょうか。
つまり完全に仕事を辞めず自分で仕事を作って生活する事を僕は目指していきたいと思っています。
現代社会では様々な働き方があります。こちらの記事を参考にしてみて下さい。副業より複業をしよう【ポートフォリオワーカーの働き方とは】
アーリーリタイアのデメリット3選
アーリーリタイアには3つの注意点がありますので説明していきたいと思います。
①:アーリーリタイアのデメリット【お金が不足する場合がある】
アーリーリタイアとは本業を辞める事になりますので当然、本業からの収入はなくなります。
アーリーリタイア以前の生活水準だとお金が枯渇する可能性があります。なので少し生活水準の見直しは必須になります。
こちらの記事を参考にして生活費を見直してみて下さい。収入を増やすのは意外と大変【毎月の支出を減らした方が楽な話】
②アーリーリタイアのデメリット【再就職は難しい】
アーリーリタイアによってお金が無くなってしまった場合、年齢・一般社会に馴染めない等の問題によって再就職は難しくなってきます。
ですから最初はセミリタイアから始めてみて、それでも完全にリタイアしたいなら段階的に仕事量を調整していくのがベストなのではないでしょうか。
③:アーリーリタイアのデメリット【社会的信用がなくなる】
アーリーリタイア又はセミリタイアをすると肩書がなくなります。
例えば会社員時代は東証一部上場企業の社員などの肩書があり社会的信用は高くローンの審査も通りやすい傾向があります。
しかしアーリーリタイアすると無職またはフリーランスとなるわけですからクレジットカードを作れない又はローンの審査が通らない等の弊害が生じる事は覚えておいてください。
社会との繋がりが希薄になる
アーリーリタイアは自由を手にする事と引き換えに社会との繋がりが乏しくなる可能性があります。
特に人との関わりをもちたくない人なら問題はないのですが、人との関わりが好きな人だと少し寂しい想いをするかもしれません。
なのでリタイア後も積極的に新しい繋がりを構築する事をおすすめします。
まとめ
アーリーリタイア又はセミリタイアをするには勇気が必要です。
今後の日本では65歳定年によって如何に長く働くかに重きが置かれているのも事実になります。
その為、アーリーリタイアという選択に後ろめたさを感じる方もいるのではないでしょうか。
しかしアーリーリタイアをする事によって人生の幅が広がるのなら僕は今後の人生の選択肢の一つに入れるべきだと考えています。
お金は勿論、生きていく為には欠かせなないものですが人生の幸福度はお金だけでは測れないのも事実になります。
アーリーリタイアは今後の人生を検討する上で一度検討するのもありなのかもしれませんね。
今回は以上になります。