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大企業に就職すれば一生安泰は過去の事【真の安定は自分自身の市場価値を高める事です。】

 

悩んでいるひと
こんにちは就活生です。どの様な企業を受ければいいか迷っています。本当に『大企業に入れば一生安泰』なのですか?

 

今回はこの様な質問に答えていきたいと思います。

 

僕は『大企業に入れば一生安泰』と親から教えられてきました。『いい大学に入り、いい会社に入る』子供時代から言われ続けてきました。

 

しかし本当に『大企業に入れば一生安泰』なのでしょうか?結論から言うと半分正解で半分嘘だと思います。

 

それでは昔からよく言われている『大企業に入れば一生安泰』について様々な視点から考えていきたいと思います。

 




そもそも大企業とは何?

 

そもそも大企業と言う言葉は法律で明確には定義がされていません。

 

詳しくはここでは割愛しますが、一般的には『中小企業』の反対解釈になります。

 

  1. 資本金の額又は出資の総額が3億円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が300人を越える会社及び個人であって、製造業建設業運輸業その他の業種(次号から第四号までに掲げる業種を除く)に属する事業を主たる事業として営むもの
  2. 資本金の額又は出資の総額が1億円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が100人を越える会社及び個人であって、卸売業に属する事業を主たる事業として営むもの
  3. 資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が100人を越える会社及び個人であって、サービス業に属する事業を主たる事業として営むもの
  4. 資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が50人を越える会社及び個人であって、小売業に属する事業を主たる事業として営むもの

引用元:Wikipedia

 

以上が大企業の定義になりますが少し皆さんのイメージとは違っていたのではないでしょうか?『大企業に入れば一生安泰』=大企業とは少し意味合いが違ってきますね。

 

ここで言う大企業とは例えばTOYOTA・SONY・三菱商事などの事を指し簡単に言うと誰でも知っている会社=大企業という事になります。

 

10年後のベンチャー企業の生存率は?

 

大企業についての話から少し脱線してしまうのですがベンチャー企業の生存率について少し解説したいと思います。

 

皆さんベンチャー企業が創業してからどれぐらい生き残れるか=生存率についてご存じでしょうか?

 

ちょっと衝撃的な数字になるのですがベンチャー企業の10年後の生存率は6%前後になり、つまり100社企業したら10年後には6社ぐらいしか生き残れない事になります。

 

ここではベンチャー企業の生存率についてご紹介しましたが、大企業でも10年後、20年後の未来はどうなるのかは分かりません。

 

多分、大企業に入社しても様々な困難な事が待ち構えています。大企業が経営危機に陥り海外企業の傘下に入る事も珍しくありません。

 

当然その様な事態に陥れば残業カット・人員見直し・関連企業に出向、最悪の場合リストラ等も考えられます。

 

日本最大手のトヨタ自動車でさえ『終身雇用の限界』につて言及しています。つまり『大企業に入れば一生安泰』はすでに幻想なのです。

 

これからの時代は個人の力量が安定の定義になる

 

間違いなくこれからの時代は『個人の力量』が安定に繋がっていくと思います。

 

終身雇用が崩壊しつつある現在、一つの会社で定年まで働くという考えは過去の考え方になっています。

 

つまりこれからの未来では昔の様に企業に頼れませんので『個人の力量』がより重要な時代になる事が予想されているのです。

 

これからの働き方について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にして下さい。

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大企業に入社するメリット

 

ここまで大企業について色々と説明してきましたが、けして大企業で働く事が悪いと言いたいわけではありません。

 

大企業で働く事は様々なメリットがあります。例えば下記になります。

 

  1. スケールメリットの大きな仕事ができる。
  2. 中小企業より一般的に給料が高い。
  3. 福利厚生が充実している。
  4. 社会的信用が高い。
  5. 大企業に所属している安心感を得られる。

 

勿論中途半端な中小企業で働くよりは誰もが知っている大企業で働いた方が個人的には良いとは思います。

 

働き方の選択肢は日々多様化しています。盲目的に過去の働き方を追い求めるのではなく自分の頭で考え行動する事が大切になってきます。

 

つまり『大企業に入れば一生安泰』と思い込み思考が停止してしまう事が問題だという事です。

 

親の意見はほどほどに聞くのが正解

 

『我が子に幸せになってほしい』大抵の親はそう思っています。しかし親の意見の全てを受け入れるのは問題なのではないでしょうか。

 

親世代と子世代では価値観・考え方が大きく異なり親のアドバイスは現在の考え方にマッチしていない場合が多々あるからです。

 

親世代と現在ではその働き方が大きく異なり、現在の働き方が大きく多様化している事を親は知りません。

 

現在ではフリーランス・副業・起業が当たり前になり働き方は多様化しています。しかし親世代では『大企業に入れば一生安泰』が当たり前であり根本的に考え方が違うのです。

 

結論としてはこれから就職する方や転職を考えている方は親の意見はほどほどに聞くぐらいがいいのではないかと思います。

 

まとめ

 

これからの時代は『働き方を選択』する時代が訪れてきます。今までは働き方を選択するという事は企業を選ぶ事でした。

 

しかしこれからの未来では、働き方の選択はより個人に求められる時代が訪れようとしています。

 

つまり『自分の頭で考え・行動』する事を求められるのです。

 

今までは会社が働く場所・機会を与えてくれていましたが、『考え・行動できない人』はこれからの時代では厳しい現実がまっているのではないでしょうか。

 

少し厳しい言い方をすれば『大企業に入れば一生安泰』と思っている様では時代に取り残されてしまいますので時代に取り残されない様に自分で働き方を選択できる様に準備をしていきましょう。

 

今回は以上になります。




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